自動車部品大手のタカタは6日、2015年3月期の連結業績予想を下方修正し、最終損益が250億円の赤字(前期は111億円の黒字)になる見通しだと発表した。米国で深刻化しているエアバッグのリコール(回収・無償修理)問題に絡み、追加の特別損失を計上したため、赤字幅を8月時点の予想より10億円引き上げた。
タカタが製造したエアバッグは衝突時に金属片が飛び散る恐れがあり、自動車メーカーが6月からリコールを実施。タカタは14年4~6月期に引当金約447億円を特別損失として計上したが、トヨタ自動車がリコールの対象地域を広げ、米ゼネラル・モーターズ(GM)なども新たにリコールを行ったため、7~9月期にも約29億円の引当金を計上し特別損失が膨らんだ。
この結果、14年9月中間連結決算の最終損益は352億円の赤字(前年同期は7億円の黒字)となった。