【挑む】MAGES. 志倉千代丸社長 脱ゲーム依存、娯楽事業の領域拡大 (1/2ページ)

2014.11.7 05:00

 作曲家、音楽プロデューサーとして知られるクリエイターの志倉千代丸さんは、自ら設立した「MAGES.」(メージス)の社長や、今の親会社であるドワンゴの取締役を務める経営者でもある。だが、もともと起業の意思は全くなかったという。経営に疎かった分、当初は苦労が絶えなかったようだ。

 --メージスの事業内容は

 「社名は音楽、アニメーション、ゲーム、イベント、学校の英語の頭文字を並べたものだ。ゲーム事業ではアドベンチャーゲーム『シュタインズ・ゲート』などを開発し、創業事業でもある音楽ではゲーム・アニメ音楽のレーベルを展開している。アニメ制作への出資や声優のマネジメント、声優・ボーカリストの育成学校や飲食店も運営している」

 --売り上げ構成は

 「約半分がゲームで、イベントと音楽が約15%ずつ占めている。以前はゲーム事業の比率がもっと高かった。事業領域はどんどん広がっている」

 --多才なクリエイターとして知られる。活動の原点は

 「小学校6年のとき、親に買ってもらったパソコンでゲームにはまりプログラミングを習得した。中学生時代にはバンドを組み音楽活動も始めた。音楽を仕事にするのは無理だと思い、プログラマーになったが、その後就職したゲームソフト会社で音楽を手がけ、両方の趣味が生かされることになった」

 --起業志向はあったのか

 「思ってもみなかった。ゲームソフト会社の次に入った音楽会社を辞めたときは、フリーランスで食べていければと思っていたが、その会社を辞めた社員が続々と集まってきて、何かやろうということになった。仕方なく社長になった感じ。そのころは、経営に関する本を数え切れないほど読んだ」

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