NISA(少額投資非課税制度)を活用した野村証券の「ファンドるいとう」のCMが話題を呼んでいる。夫役に俳優の別所哲也さん、妻役には元宝塚歌劇団の娘役トップの花總(はなふさ)まりさんを起用したミュージカル仕立てのCMで、花總さんはCM初出演。雪組・宙組のトップ娘役だったこともあり、ヅカファン(宝塚ファン)から熱狂的な支持を集めている。
ツイッターへの投稿は、「ちょ!!!!野村証券のCMお花さま出てる・・・お花さまでてる!!!!びっくりし過ぎて息とまった」「野村証券のCMまだ見れてない(T_T)はよ!!!はよ花様ぁぁぁあ!!!」などのメッセージが相次いだ。
野村証券にも「花總さんを地上波で見られる日がくるなんて」「久しぶりに見たのに花總さん、ぜんぜん変わらない」などとの反響があったという。
花總さんは、初舞台翌年の平成4年に抜擢(ばってき)された「ミーミル」という妖精の役で、その美貌もあって一躍注目された。6年、入団4年目の速さで雪組娘役トップに就任。18年の退団まで最長記録となる12年間にわたりトップ娘役を務めた。
熱烈なヅカファンによると、代表作は「エリザベート」のタイトルロール。8年の1幕の終わりの鏡の間という場面で、「奥から出てきた花總さんのあまりの美しさに客席から一斉にため息が漏れたほど」と振り返る。また、「華があるタイプで、人気も実力も美貌も兼ね備えた生徒だった」いう。