ジャパンディスプレイ9月中間赤字は277億円 モバイル向け液晶400億円減収

2014.11.13 18:20

東京証券取引所で2014年9月中間連結決算の会見を行うジャパンディスプレイの大塚周一社長=13日、東京都中央区(黄金崎元撮影)

東京証券取引所で2014年9月中間連結決算の会見を行うジャパンディスプレイの大塚周一社長=13日、東京都中央区(黄金崎元撮影)【拡大】

 液晶パネル製造のジャパンディスプレイ(JDI)が13日発表した9月中間連結決算は、最終損益が277億円の赤字に転落した。前年同期は265億円の黒字だったが、今上期は携帯電話メーカー向け販売が大きく落ち込んだ。

 中間期の売上高は前年同期比11.0%減の2855億円となったが、モバイル分野向けは前年同期より400億円ほど少ない2105億円まで落ち込んだ。

 これは第2四半期に米アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」向けのパネル供給が遅れたのに加え、中国の新興スマホメーカーが高精細パネルの採用を想定よりも遅らせたことが響いた。

 取引先だった台湾のタッチパネル大手のウィンテックが10月に会社更生法を申請したため、第2四半期に貸倒引当金約21億円の特別損失を計上したことも、収支を悪化させた。

 同日発表した通期(27年3月期)最終損益予想は121億円の赤字とした。10月に発表した深谷工場の特別損失のほか、新たにウィンテックの特別損失を計上したことで、従来予想より21億円拡大した。

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