もともと原発依存度が高い関電は、稼働原発ゼロだった今夏、火力発電をフル稼働しても、電力需要に対する供給余力を示す予備率は最低減必要な3%しか確保できなかった。
関電は高浜3、4号機を来春にも再稼働させたい考えだ。高浜4基が全て稼働すれば、予備率は15%前後に上がる。
一方、出力が小さい美浜1、2号機については、運転延長しても工事費用で採算が悪化する恐れがあるため、廃炉を検討している。
八木社長は、地元同意を得て年明けの再稼働が見込まれる九州電力川内1、2号機(鹿児島県)に触れ、「他の原発の審査のひな型にしてほしい」とし、「迅速かつ効率的な審査と速やかな判断をお願いする」と規制委に求めた。