ソニー、不振スマホの立て直し優先 「切り札」十時氏の手腕に注目 (1/2ページ)

2014.11.19 07:05

投資家向け説明会で講演するソニーの平井一夫社長=18日、東京都港区

投資家向け説明会で講演するソニーの平井一夫社長=18日、東京都港区【拡大】

 ソニーの平井一夫社長は18日の投資家向け説明会で講演し、不振のスマートフォン事業について、「リスクをコントロールし、安定的な収益基盤を構築することが喫緊の経営課題だ」と、立て直しに優先的に取り組む考えを述べた。

 「地域・国ごとの事業戦略を再構築する」と改めて強調。スマホ事業を行う子会社、ソニーモバイルコミュニケーションズの社長に今月16日付で就任した十時裕樹氏が25日に具体的な方向性を説明する予定だ。

 ソニーはすでに中国で専用モデルの開発を中止する方針を表明。新興国を中心に事業を縮小し、比較的高い価格で売れる製品を前面に出して立て直しをはかる。低価格製品で攻勢をかける中国勢との販売競争を回避する狙いだが、先進国では市場の拡大が頭打ちとなっているうえ、サムスン電子やアップルと正面からぶつかる懸念もある。十時氏は「(通信事業者など)オペレーターとの関係を一層強化する」(平井氏)ことなどを期待されているが、一筋縄には行きそうにない。

「株主にはおわびし、早期の復配を目指すことを約束したい」

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