百貨店大手の高島屋が、訪日外国人が店舗で購入した商品を出国に使う空港まで届けるサービスに乗り出すことが24日、分かった。12月中旬に外国人客が多い新宿店(東京都渋谷区)から開始し、他店舗にも広げる。10月の免税対象拡大などを背景にした外国人客の増加は、百貨店の業績向上の牽引(けんいん)役となっており、高島屋は利便性の高いサービスの提供により、リピート客の増加などにつなげる。
サービスは国内の大手配送業者と協業して、外国人客が購入した商品を出国までに店舗から空港へ届ける。空港は成田と羽田からスタートし、関西国際空港や中部国際空港など他空港でも可能か検討する。輸送には燃料費や高速道路代がかかるためサービスは原則有料となる。
サービスを提供する店舗はまず、高島屋グループの中で外国人客の売り上げが最も多い新宿店から始める。同店の売り上げに占める外国人客の割合は、昨年の4%程度から今年10月には10%に達した。