そこで、タカタはライバル社とも協力。異常破裂する可能性のあるエアバッグを膨らませる装置について、他メーカーの製品を採用した場合、エアバッグが正常に作動するかなどを調査、交換部品の需要に対応する。
一方、トヨタ自動車やホンダなど自動車メーカーは第三者機関による調査を合同で行う方針を打ち出した。短時間で修理が必要なエアバッグを特定し、迅速な修理につなげる。
米国では全米リコールに踏み切らないメーカーへの批判が強まっている。第三者機関の調査には「異常破裂の理由がわからないまま全米でリコールすることが正しいかも含めて調べる」(参加予定のメーカー)狙いもあるとみられる。