ホンダが発表したセダンタイプのハイブリッド車「グレイス」=東京都港区【拡大】
ホンダは1日、セダンタイプの新型ハイブリッド車(HV)「グレイス」の発売を開始した。小型車「フィット」でリコール(回収・無償修理)が相次いだことを受けて品質管理を強化したため、新型車の発売は約1年ぶり。セダンのHVでトップという低燃費を売りに巻き返しを目指す。
グレイスは5ナンバーのコンパクトセダン。排気量1500ccのエンジンにモーターを組み合わせ、燃費はガソリン1リットル当たり34.4キロ。トヨタ自動車の「カローラHV」や「プリウス」より低燃費になった。
価格は195万~240万9800円で、運転のしやすさやゆとりのある後部座席をアピールする。販売計画は月3000台。