【クルマ人】
トヨタ自動車が新たなジャンルのミニバンを発売した。上級ミニバン「エスクァイア」。高級感にこだわった内装とイメージキャラクターを務めるバットマンの顔のようなインパクトあるフロントグリルが売りだ。国内ではファミリー層を中心に人気を集めるミニバン。開発を指揮した水(みず)澗(ま)英紀チーフエンジニアは「今までなかったクルマで市場を活性化したい」と意気込む。
小学生の子供がいるファミリーに的
--開発のコンセプトは
「ミニバン市場は平成16年ごろをピークに台数が減っているが、5ナンバーサイズの背の高いコンパクトモデルは堅調に推移している。消費者が求めているのは広い室内やスライドドアの使いやすさ。トヨタとしてしっかり売っていくため、『ノア』と『ヴォクシー』をテコ入れするだけでなく、魅力的な商品で拡販しようと開発した」
--ノアやヴォクシーとどう住み分けを図ったのか