「ミニバンは日本にベストマッチしている車だ。悪路がなく、ワインディングロードもそれほどない道路環境で、重心の高い車が快適に乗れる。排気量2000ccのエンジンで街中も十分な加速感が得られる。日本はミニバンで子供と出かけられる場所も多い」
--販売目標は
「月間4000台。ノアとヴォクシーが8000台なので、合わせて1万2000台だ。事前受注9000台のうち約60%がハイブリッドモデルで、ノア・ヴォクシー(約40%)より高い」
--国内販売は消費税増税後に伸び悩んいる
「開発陣が普段から乗るような身近な車であり、自分たちがほしい車を徹底的にやろうと作った。今までなかった車であり、市場活性化に一役買ってほしい」
水澗英紀(みずま・ひでき) 昭和60年入社。信頼性実験室長などを経て、ノア、ヴォクシーの開発責任者に就任。これまでエスティマやアイシス、ウィッシュなどの開発も指揮した。