齊藤シェフは「野菜について農業女子の皆さんに1を聞けば10が返ってくるくらい愛情やこだわりがあって、レシピを考える上でとても勉強になった」と感想を聞かせてくれた。その言葉どおり、メニューには野菜をできるだけおいしく味わってもらおうという女性ならではの細やかな工夫が見られた。例えば、「菊芋といくらの米飯」は、糖を吸収して体外に排出する働きがある菊芋をご飯と合わせることで、糖質の気になる人でも食べやすい組み合わせにし、菊芋をピクルスにすることでさっぱりとした風味を演出。また、日本では珍しい菊芋を参加者に見てもらおうと、齊藤シェフが生の菊芋を披露する場面もあった。
今回のイベントは、女性同士の力が重なり、新たな食の可能性を開拓したようだ。こうした取り組みが広がることで、女性料理人や農業女子の新たなやりがい、活力づくりが生まれることであろう。そして、女性ならではの新たなおもてなしの世界が、これからの日本の食文化をより彩り豊かにする可能性に大いに期待したい。
■ぐるなびシェフの日
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