同社は「楽天モバイル」として10月末にサービスを開始。利用者の要望に応じ、月の途中での契約プラン変更サービスやデータ通信専用SIMカードとの組み合わせ販売も近く始める。
楽天は「3、4年後に年間1000万台を販売する」(三木谷浩史会長兼社長)と高い目標を掲げるが、格安スマホを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)の乱立で競争は激化しつつある。島田副社長は「低価格競争を避けるため、楽天の多様なサービスや『スーパーポイント』をスマホと組み合わせる準備を進めており、最大の強みとして差別化を図る」と述べた。