大手百貨店の高島屋が訪日外国人客向けの専用ラウンジを2016年をめどに旗艦店の新宿店(東京都渋谷区)に設置することが7日、分かった。多額の商品を購入した外国人客に無料で飲み物を振る舞うといった「おもてなし」を提供して満足度を高め、誘客やリピート利用の拡大につなげるのが狙い。消費税の免税対象品が10月から拡大されたこともあって外国人客の消費は大きく伸びており、百貨店の収益を牽引(けんいん)する「優良顧客」の囲い込みに向け、サービス競争が激しくなりそうだ。
専用ラウンジの設置は、大手百貨店では初めて。16年中に予定される新宿店の改装に合わせて開設する。航空会社が空港で運営する会員制ラウンジを参考にソファなどの調度品を置き、アルコールを含む軽めの飲食サービスを用意する。
広さは100平方メートル程度を想定。設置場所は、2階にある免税カウンターに隣接するスペースなどを検討している。