ラウンジを使えるのは「20万円以上」といったように一定額以上の商品を購入した訪日外国人客。外国人客は、ブランドの洋服や宝飾品などを中心に高額品を購入するケースが多いことから、できる限りのサービスを提供することで評判を高め、口コミなどを通じた誘客や再来日時の再訪につなげる考えだ。
新宿店は売上高のうち外国人客の割合が10月には約10%を占め、昨年同月の約4%と比べて大幅に伸び、グループの店舗でも免税品の売り上げは最高だった。ただ、新宿は三越伊勢丹や小田急百貨店などがひしめく激戦区とあって、外国人客を確実に取り込むため、専用ラウンジ以外の対策も検討している。
高島屋は今月20日から、外国人客の購入品を空港まで配送するサービスをグループ主要店で始める。一方、三越伊勢丹は消費税に加えて輸入関税なども免税される「空港型免税店」のフロアを15年秋に三越銀座店(東京都中央区)に開設する計画を進めており、集客競争は熱を帯び始めている。