日本には特許が約1500万件あり、富士通は約10万件を保有する。中小企業はマーケットインの発想で市場が求めるビジネスを考え、それに必要な特許を見つけ出す。探し出すのは千三つ(1000に3の確率で難しい)の世界かもしれないが、特許は大企業や大学などがヒトとカネを惜しみなく投入して開発した成果だ。それを使えるのだから、経営資源に乏しい中小企業が見逃すことはない。使いたいと思えば躊躇(ちゅうちょ)なく使えばいい。
求められるのは経営者のチャレンジ精神だ。発案した学生と接点ができれば、採用に結びつくかもしれない。第2創業とそれを支える若い人材の獲得は企業の持続的成長につながるはずだ。