初の4割…強まる「軽」の存在感 14年新車販売、3年連続500万台超え (2/2ページ)

2015.1.6 06:37

従来型の「ハスラー」

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 特に12月の販売台数は前年同月比でスズキが約5割増、ダイハツが約4割増と両社とも大幅に上乗せしており「激しい首位争いが販売台数を押し上げた」(全軽自協幹部)もようだ。

 一方、軽を除く登録車は増税後の4~12月の販売台数が約218万台にとどまり、リーマン・ショックで販売が落ち込んだ08年(同時期で約217万台)の水準まで目減りした。とはいえ暦年は1~3月の駆け込み需要の貯金で持ちこたえ、0.8%増の329万98台と前年水準を上回った。

 15年の新車販売は10月の消費税増税が見送られたことで4年連続の500万台超えに期待が高まる。ただ需要減は長引いており、自販連が国内販社5社を調査した初売りの受注実績(登録車)は1日当たりで前年比約2割減と振るわなかった。1月の販売は年間販売を左右する最初の山場となるため、自販連幹部は「今週末の3連休に期待する」と望みをつないでいる。

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