東レ日覚昭広社長【拡大】
--米航空機大手ボーイングから今後10年で1兆円超の受注を決め、共同開発を始める
「(ボーイングの)目的にかなう機能と加工などの効率の良い組み合わせを一緒に開発し、徹底的にコスト競争力の高いものをつくる。従来のやり方では数%のコストダウンしかできないが、共同で取り組めば2~3割の費用を削減できる可能性がある」
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【プロフィル】日覚昭広
にっかく・あきひろ 東大院修了。1973年東レ入社。常務取締役エンジニアリング部門長、副社長などを経て2010年6月から現職。兵庫県出身。