【未年に翔ける】JFEスチール社長・林田英治さん(64) (2/2ページ)

2015.1.16 05:00

 「設備が老朽化しているので、コークス炉などを中心にきっちりと更新していく。設備の更新投資は14年度で500億円程度だが、今後3年間は年約600億円に増やす。また、人材も団塊の世代が退職する時期なので、採用を増やして技能継承を徹底したい」

 --台湾石油化学最大手の台湾プラスチックがベトナムで建設する大型製鉄所への参画要請を受けた

 「ベトナムで高炉一貫製鉄所建設を計画してきたが、昨年9月に採算が厳しいと判断して中止した。だが、台湾プラスチックの製鉄所はすでに建設が進んでいる。アジアの鋼材需要が緩やかに伸びると考えれば、海外に製鉄所が必要だという認識は変わらないので本格的に検討していく」

 --自動車でアルミなどの採用が進んでいる

 「安全性を考えれば鉄は最高の素材だ。コストも考えれば、ほかの素材に大きく移行していくということはない。昨年10月に大型コンテナ船デッキ向けに厚さがあり強くても亀裂が入らない鋼材を発表した。自動車向けでも技術開発による協力しか答えはない」

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【プロフィル】林田英治

 はやしだ・えいじ 慶大卒。1973年川崎製鉄(現・JFEスチール)入社。経営企画部海外事業管理室長、経理部長、JFEホールディングス専務執行役員などを経て2010年4月から現職。日本鉄鋼連盟会長も務める。神奈川県出身。

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