■コンビニならではのPB商品を追求
--足元の消費環境をどう見ている
「昨年4月の消費税増税以降、たばこや飲料などの商品の売れ行きが落ち込んだまま、なかなか回復してこない。夏も台風が相次ぐなど、天候が味方してくれなかった。とくに地方の状況が悪い。賃上げが遅れているし、地方は生活で車を使うことが多く、ガソリン価格が高止まりしており、可処分所得が減っている。生活防衛に走っているのだと思う」
--そんな中で、商品力の強化をどのように進めていくのか
「『安い』を追求するのでなく、コンビニエンスストアならではの商品をプライベートブランド(PB、自主企画)化していきたい。たとえば、現在も展開している、電子レンジで温めるだけで食べられるラーメンは『コンビニらしさ』のいい例だ。PBはいま600アイテムくらいあるが、中長期的に1000まで増やしたいと考えている」
--国内の出店計画は
「現在の国内の店舗数は約1万1000店に上る。1万店を超えるチェーンが健全な成長を遂げる、という考え方からすると、来年度は1000店程度、900~1100店くらいを出すのがちょうどいい。その出店の中には、収益性を高めるためのスクラップ・アンド・ビルドや、われわれが得意としている、薬局やスーパーなどとの『一体型店舗』の展開も含まれている」