--リニア中央新幹線の工事が着工した
「リニアの工事はトンネル、駅舎などバラエティーに富み、『十種競技』のようなものだが、特に長い山岳トンネルや大深度地下のシールド工事で当社の技術力を生かしたい。当社の技術者たちもみんな燃えている。単年度当たりの収益は決して大きくないが、日本の土木技術向上にもつながる」
--6月で就任から丸10年になる。バトンタッチするタイミングは
「後継者は会社をしっかりかじ取りできる人が適任だと思うが、今は業績向上に専任したい。後任者の問題は常に考えているが、この業績で(経営を)投げ出すわけにいかない」
--海外事業の展開について
「今や海外は『親孝行』事業だ。特に東南アジアの統括会社『カジマ・オーバーシーズ・アジア』、米国の統括会社『カジマ・ユー・エス・エー』は受注・売上高とも1000億円を超えており、国内の1支店よりはるかに利益への貢献度が大きい。今後も東南アジアや米国などを中心に、有望な案件、有望な事業があればどんどん攻めていく」
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【プロフィル】中村満義
なかむら・みつよし 慶大法卒。1965年鹿島入社。営業本部営業部長、広報室長などを経て96年取締役。常務、専務を経て、2005年から現職。東京都出身。