日産自動車労働組合は19日、2015年春闘でベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分として月額6000円を要求する方針を固めた。マツダ労働組合も同日までに6000円を要求すると決めた。ホンダや三菱自動車の労組も6000円で追随する公算が大きく、今年の労使交渉は自動車大手労組の足並みがそろってきた。
円安による海外販売の採算改善や北米市場などの販売増により、自動車各社の業績は好調だ。15年3月期連結決算では、日産は売上高が、マツダは営業利益や最終利益がそれぞれ過去最高を更新する見通し。
両労組はこうした業績の改善に加え、自動車総連などの上部団体が6000円以上を統一要求したことなどを踏まえ判断した。いずれも2月中旬に正式決定する予定だ。