自動車業界では春闘相場に影響力を持つトヨタ自動車労働組合も6000円を要求する方針を固めている。ただ14年春闘では自動車大手で労組の要求に満額回答したのは日産の3500円のみ。トヨタは4000円の要求に2700円、マツダは3500円の要求に1100円の回答にとどまった。
それでも各労組が昨年の回答額の倍程度となる6000円のベアを要求するのは、消費税増税や円安による物価上昇に賃金の伸びが追いついていないため。日産の労組関係者は「こんな金額を要求したことはない。非常に厳しい交渉になるだろうが、思い切った賃上げができなければ消費にもつながらない」と話している。