ソフトバンク今春の学割、ａｕに対抗し発表後６日で拡充 (1/2ページ)

　ソフトバンクは２１日、今月１７日に受付を始めた「家族の学割」キャンペーンについて、基本プラン「ホワイトプラン」の月額料金を１０８０円割り引く期間を、当初より１年長い３年間に延長すると発表した。同じ位置付けのプランで３年間の割引を発表したＫＤＤＩに対抗する。

　年明けから卒業・進学シーズンにかけては携帯電話の新規契約を獲得する書き入れ時だけに、各社は“後出し”も辞さずに割安感を強調し、販売合戦を有利に運びたい考えだ。

　ソフトバンクは今年の学割キャンペーンを１５日に発表したが、ＫＤＤＩが１９日に公表したキャンペーンと比べインパクトが弱いと判断。割引期間延長に加え、提携する「ＴＳＵＴＡＹＡ」でのＣＤレンタル代金を４カ月間実質半額にするなどの特典追加を決めた。また、来月にも開始する光回線契約とのセット割引も併用できるように改めた。

ＮＴＴドコモは「他社の動向を見ながら、近日中に発表したい」（広報）