シャープ本社=大阪市阿倍野区【拡大】
シャープは太陽光パネルの価格競争に伴い、欧州でのパネル生産から撤退したが、外部調達のパネルを品質保証する形で自社ブランド販売を継続。パネル販売単体では利益が出づらく、蓄電池を含めたシステム販売への転換を進めている。ただ、自前で蓄電池は手掛けておらず、欧州でブランド力のあるサムスンとの協業に踏み切った。
シャープはサムスンと薄型テレビやスマホなどデジタル家電で激しく競合する一方、2013年には103億円の出資を受け入れ、サムスンのテレビ向けに液晶パネルを供給している。
シャープの太陽電池事業は新設住宅着工の減少などで収益が悪化し、14年9月中間連結決算では2億円の赤字を計上。15年3月期も赤字に転落する恐れがある。電力会社各社が再生エネルギー買い取りを制限する動きもあり、国内でも同様の提携が進む可能性もある。