【ワシントン=小雲規生】ホンダは30日、米南部テキサス州で起きたホンダ車の死亡事故で、タカタ製の運転席エアバッグが破裂していたことを確認したと発表した。ホンダがエアバッグの現物を入手して調べた結果、破裂が確認された。今後は事故の状況などについて、米道路交通安全局(NHTSA)などとともに調査を続ける。
ホンダが男性の遺族の代理人らに了承を得て事故車を調べたところ、男性が運転していた2002年型の「アコード」に搭載したエアバッグのガス発生装置が破裂し、金属片などが飛び散る欠陥が起きていたのを確認したという。ただ、エアバッグの破裂が死亡原因かどうかは不明。
事故車は11年にリコール(無料の修理・回収)の対象となったが、ホンダの記録によると、このアコードは修理を受けていなかった。事故車は転売を経て、昨年4月に男性が中古車として購入していた。
タカタ製エアバッグをめぐってはこれまでに米国で4件、マレーシアで1件の死亡事故が確認されており、全世界で2400万台以上がリコールの対象になっている。