だが、タカタが昨年度以降に計上した引当金は約950万台分にとどまり、大半は正式リコールが対象。今回積み増した分にも調査リコールは含まれていない。
リコール台数の拡大で「必要額の見積もりが難しい」(広報)ためだが、調査でタカタの過失が確定すれば、修理費用を立て替えた自動車メーカーから巨額の請求を受ける恐れがある。
一方、事故原因の調査は長期化する見通しだ。タカタは自社の研究施設で検証実験を繰り返しているが、異常破裂は再現できていない。
これとは別に、トヨタ自動車やゼネラル・モーターズ(GM)など日米欧の自動車メーカー10社も共同で調査する方針だが、まだ依頼する調査機関を選定している段階だという。