トヨタ自動車と日産自動車、ホンダの3社は12日、燃料電池自動車(FCV)用水素ステーションの整備促進に向け、共同で支援に取り組むことで合意したと発表した。今年半ばに詳細をまとめる方針で、水素ステーションの運営費の一部負担などを検討している。
FCVについては、昨年12月にトヨタが「ミライ」を発売。ホンダが2016年3月に、日産も早ければ17年に投入する計画だ。
FCVが普及するには、水素ステーションなどのインフラ整備が不可欠。こただ、水素ステーションの建設や運営は通常のガソリンスタンドなどよりコストがかかる。政府が補助金を付けているが、自動車メーカーとしても共同でサポートし、普及を加速させる狙いがある。