若い社員には、過去はもちろん将来にとらわれるなと言いたいですね。今日やれば、明日が変わる。何か結果を出すには、一日一日、積み上げるしかない。瞬間瞬間を妥協なく生きる-それが死ぬまで続くんです。習慣になれば苦労にはならないんですよ。
常に一流を
長男・旭人を新社長としたことで、「世襲ではないか」という指摘もあります。ただ、10年間一緒に働く中で、旭人に気力や情熱、人を引っ張る力があると感じました。
苦境の2年間、一番議論を闘わせた相手も旭人でした。確かに旭人は35歳と若い。ですが、ジャパネットは社員の平均年齢が30代前半と若い企業です。総合的に一番適した人材だと判断したのです。
私がジャパネットの前身「たかた」を創業したのも30代後半でした。ただ、ゼロからのスタートだった私と、今のジャパネットは規模がまったく違う。売上高1500億円の企業を引き継ぐには苦労もあるでしょう。