鹿島社長に押味氏昇格 10年ぶり、中村氏は会長に

2015.2.25 05:00

鹿島の社長交代に関する会見に臨む押味至一次期社長=24日午後、東京都千代田区

鹿島の社長交代に関する会見に臨む押味至一次期社長=24日午後、東京都千代田区【拡大】

 鹿島は24日、押味至一専務執行役員(66)が社長に昇格する人事を発表した。中村満義社長(71)は代表権のある会長に就く。6月25日開催予定の株主総会後の取締役会で正式に決定する。同社の社長交代は2005年6月以来10年ぶり。経営トップの刷新を通じて、20年開催の東京五輪や27年開業のリニア中央新幹線の工事などへの対応を強化する。

 押味氏は建築部門が長い。東京都内で記者会見した押味氏は「海外展開も注力し、アジア・米国・欧州の三極を中心に収益を伸ばしていく」と語った。

 中村氏は6月で社長在任期間が10年の節目となり、リーマン・ショックへの対応や東日本大震災後の復興工事などに取り組んだ。後任の社長人事をめぐっては、創業家一族の役員の名前も取りざたされていたが、会見に同席した中村氏は「創業家であるかどうかではなく、その時代に即した人が社長を務めるということだ」などと話した。

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【プロフィル】押味至一

 おしみ・よしかず 東工大卒。1974年鹿島。執行役員、常務執行役員などを経て、2010年4月から専務執行役員。横浜市出身。

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