東京都内で開かれた、関西電力の家庭向け電気料金再値上げを審査する専門小委員会の第3回会合=25日午前【拡大】
関西電力が4月1日の実施を目指し政府に申請していた家庭向け電気料金の再値上げが、5月以降にずれ込む見通しとなったことが25日、わかった。値上げ幅を審査する経済産業省の専門小委員会で、足元の原油安を反映するよう求める意見が出るなど審査が長期化しているためだ。再値上げの実施が遅れれば家計負担は減る一方、関電の経営には打撃となる。
関電は昨年末、家庭向けの電力料金を平均10.23%引き上げるよう申請した。今後、数回の小委員会を開き、3月3日に開催予定の公聴会などを経て、宮沢洋一経産相が最終的に認可を判断する。
4月1日に再値上げするには、消費者などへの周知のため10日前までに認可する必要がある。しかし、複数の関係者によると、「再値上げの圧縮幅など議論がまとまっておらず、4月1日の再値上げは時間的に難しい」という。