リクルートが提供を始めた月額980円の小・中学生向けオンライン学習事業「勉強サプリ」の画面【拡大】
このほか、教育改革に合わせた教養・21世紀スキルの講義動画として、藤原和博氏(東京都杉並区立和田中学校・元校長)が提唱する「よのなか科」、Life is Tech!社による「プログラミング」、ガー・レイノルズ教授による「プレゼンテーションの技術」も提供。さらに哲学、お金、ロジカルシンキングのコンテンツも予定しているという。
リクルートマーケティングパートナーズによると、高校生向けの受験サプリは2011年11月のサービス開始以来、累計会員数は138万人。無料会員数の30万人(14年1月時点)は、14年度のセンター試験志願者数56万人という数字を踏まえると、受験生の2人に1人が受験サプリの無料会員にあたるとしている。一方、有料会員数は8万人(14年4月~15年2月)で、全国受験予備校3位の規模にあたると説明。保護者の所得や居住地による教育環境格差の解消に役立っているという。さらに最近では学校での活用事例も出てきており、すでに250校で活用、来年度は600~700校に拡大する見込みだとしている。