日本土地建物(東京都千代田区)は9日、同社が開発を支援した地上13階建て・32戸の高齢者向け優良賃貸住宅「こもれび銀座一丁目」が東京・銀座に完成したと発表した。
企業が持つ不動産の有効活用を支援する「CRE戦略」の一環。土地を保有する銀座不動産が事業主となり、日本土地建物が計画づくりなどを支援し設計・施工も手掛けた。建築工事費の12%を補助金で賄った。
「銀座のホテルに長期滞在しているような感覚を味わってほしい」(開発担当者)という狙いの下、1階にコミュニティーホール、2階に多目的ルームを設置した。入居者は最大で4万円の家賃補助を受けられる。