安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」による景気浮揚策の効果などで、大手を中心に企業収益は緩やかな増加基調が続いている。雇用についても電子部品業界や自動車業界を中心に求人ニーズは高い。業種や職種に特化した求人情報サイトを運営するインターワークスの雨宮玲於奈社長は「サイトを拡充させて求人市場を活性化させたい」と意気込んでいる。
--「工場ワークス」などの求人メディアが好調だ
「求人需要の高まりが続いたことで製造業分野の求人メディアである工場ワークスが、業績を牽引(けんいん)した。常時1万1000件の求人情報を掲載している日本最大級の製造業に特化したサイトだ。従来は非正規、正規の雇用形態別が多かったが、当社は雇用形態のほか、業種や職種などきめ細かく、求職者の希望に沿った条件を絞り込むことができる。これによって求人側と求職側のミスマッチを解消し、定着率を上げている。ほかにもアパレル業界や、販売・接客といった職種に特化したサイトを運営している」
--人材紹介や採用支援の事業も手掛けている
「人材紹介は企業の中核を担う管理職を対象に、直接対面で転職コンサルティングをしている。採用支援については、採用戦略の立案から、説明会、面談代行のほか、内定者のフォローなどの人事アウトソーシング(外部委託)を展開している。これまでに大手のファストファッションや証券会社、コンビニエンスストアチェーンなどから企業ニーズに合わせて請け負っている。求人サイト、人材紹介、採用支援の3事業で企業の採用活動がワンストップで効率良く行えるようサービスを提供している」