金沢-長野間で延伸する北陸新幹線と、上野が終点だったJR常磐線、高崎線などと東海道線を直接つなげる上野東京ラインが14日、ダブル開業を迎える。JR東日本にとって最大規模のダイヤ改正となるが、一方で青い車両の寝台特急「ブルートレイン」として唯一、運行を続けてきた北斗星(上野-札幌)も27年の歴史に幕を下ろす。スピードと旅情を象徴する列車の新旧交代となる。
「今回のダイヤ改正は会社発足以来、最大と言ってもいい」。JR東の冨田哲郎社長は今月3日の定例会見でこう述べ、北陸新幹線と上野東京ラインの同時開業を前に気を引き締めた。
平成25年度の完成を目指していた上野東京ラインが東日本大震災の影響で工事が遅れ、結果として北陸新幹線との同時開業になったが、社内では「いずれも難工事の末にこぎつけた開業。東西の両横綱がそろうようなもの」(幹部)と沸き立っている。
北陸新幹線は昭和48年11月に整備計画が決まり、長野冬季五輪開幕前の平成9年10月、東京-長野間で先行開業。金沢-長野間は228キロのうちトンネルが計103キロに及び、山岳地帯のため難工事続きだった。