北陸新幹線の先頭車両【拡大】
14日開業の北陸新幹線の試乗会に先日、参加した。国内有数の豪雪地帯、雄大な立山連峰などを最高時速260キロで駆け抜けた。カーブや急勾配(こうばい)が多いものの、新型車両の乗り心地は上々。でもあまりにも速いため、いささかあっけなく、ほんの少し物足りなさも感じた。
2月6日10時過ぎ。JR大宮駅西口の特設カウンターで乗車受付を済ませ、16番線に入るとE7系が入線してきたので先頭車両の写真を撮る。金沢へ向かう場合、先頭が「走るファーストクラス」と呼ばれる12号車のグランクラス、11号車がグリーン車だ。中を見たいが、ブラインドが下りている。残念だが、またの機会としよう。
全座席にコンセント
11時4分に大宮を出発。座席に腰をかけ、背もたれを倒す。すると座面が少し下に沈む。背もたれと座面が腰を包んでくれるような感じで居心地が良い。前の座席の下の方にコンセントがある。そう、普通車でも全座席に用意されている。意外にも新幹線の普通車では初めてという。仕事でパソコンを使いたいときや、携帯電話やデジカメの充電には重宝しそうだ。