北陸新幹線の先頭車両【拡大】
12時4分に長野に到着。ここで乗務員が交代。通常、JRの会社をまたぐ場合、その境界である駅での交代が一般的。北陸新幹線の場合は長野から2つ先の上越妙高が境界となるが、停車駅が少ない「かがやき」は上越妙高には止まらないからだ。
長野から金沢までの約230キロが新たに開業する区間。約1時間で結ぶ。戸隠や妙高などの山々が見えるかと思いきやトンネル。抜けたと思ったらまたトンネル。しばらくはこの繰り返し。飯山駅を通過すると、日本の鉄道トンネルとしては4番目に長い飯山トンネル。長さ約22キロのトンネル建設に10年以上も費やしたが、さすが新幹線。わずか6分ほどで抜けていく。
糸魚川を過ぎ、北陸路随一の名所、親不知(しらず)の断崖(だんがい)絶壁も見えることなく、トンネルで一気に突き抜ける。黒部宇奈月温泉を通過すると、車窓の右側には日本海。荒れ狂う冬の日本海を想像していたが、実際は灰色の雲の中を薄日が差し、海面はきらきらと輝いていた。左側は雪を頂いた立山連峰を望む。