ゼスタス・和家智也社長 サイト売買、健全な市場育成牽引 (1/2ページ)

2015.3.16 05:00

 会員数やアクセス数が多いウェブサイトの売買が増えており、市場規模は年間50億円以上とも推定されている。サイト売買の仲介とコンサルティングを手掛けるゼスタスは、未成約の案件を含めて取扱件数は年間400件にのぼる。和家智也社長は業界団体の「日本サイトM&A協会」を2014年2月に立ち上げ、協会の理事長として市場の育成にも取り組んでいる。

 --サイト買収のメリットは

 「サイトを新たに立ち上げるには企画からデザインやシステムの構築、人材の確保や育成、営業まで多くの時間と労力を要するが、購入すれば時間と労力をかけずに運営を始められる」

 --売買市場の現状は

 「08年秋のリーマン・ショック後は急激に落ち込んだものの、アベノミクス効果で景気が上向くとともに取引件数は伸びており、足元では売り手に対して買い手の数は4、5倍にのぼる。IT分野に強くない企業が買収に乗り出すケースが多い」

 --ゼスタスの強みは

 「実績に基づく信頼度の高さだ。トラブルを未然に防ぐノウハウがあり、安心して取引してもらえる。当社が保有する買い手リストは1000社近くにのぼる。関東と大阪、福岡を中心に主に1件当たり1000万円から1億円程度の売買を扱い、手数料は10%の成功報酬だけ。14年の成約件数は40件近くあり、売上高と利益はいずれも前年の2倍以上になった。15年も20~30%程度は増えるだろう」

 --海外案件の取り扱いは

 「相談が数件あり、外資の日本法人の案件にも対応したが、当面は国内の取引に注力してシェアを拡大するのが先決。北海道から沖縄まで47都道府県に市場を広げたい。その上で海外展開も将来的に視野に入れたい」

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