大塚家具お家騒動 カジュアルか高付加価値か…父娘で真っ向から対立 (2/3ページ)

2015.3.17 21:28

報道陣からの質問に答える大塚家具の大塚久美子・代表取締役社長

報道陣からの質問に答える大塚家具の大塚久美子・代表取締役社長【拡大】

  • 経営戦略についての記者会見に臨む大塚家具の大塚勝久代表取締役会長

 これを久美子氏は、住宅着工が減っている市場環境に合わなくなっていると指摘。2月下旬にまとめた中期経営計画では、気軽に見て回れる店を作り、「単品買い需要の呼び戻し」を進めることを訴えた。

 対する勝久氏は、今月上旬発表した「企業価値向上策」で、「安易な低価格路線で、収益力の低下につながる」と批判。産経新聞のインタビューにも「2世代、3世代で家具を購入する顧客には大型のショールームで、専門知識を持った社員が説明する必要がある」と述べ、付加価値を高める売り方を続ける考えを示した。

 両者はそれぞれ業績を回復させ、配当を増額する計画を示している。大塚家具の業績は、ニトリやイケアなど低価格の新業態が勢力を伸ばした2000年代前半以降、低迷。平成26年12月期には4億円の営業赤字に転落した。

 どちらの計画に分があるのか。SMBCフレンド調査センターの田中俊上席主任研究員は「市場が縮小する中、家具業者が成長するには都市部で店を増やし、ぶらり立ち寄る不特定多数の客を取り込む必要がある」と指摘。

そのためには「入店の心理的ハードルを下げなければならない」とする

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