コンビニエンスストア大手のローソンは20日、2015年の春闘で、20代後半から40代の若い社員向けの特別手当の支給を、3年連続で行うことで労使が妥結したと明らかにした。昨年は3000円引き上げたベースアップ(ベア)は、今回は見送った。
これとは別に、健康診断の結果の改善状況に応じて、店などで使える共通ポイント「Ponta」を社員に付与する「ヘルスケアポイント」制度を15年度から導入する方針を固めた。
社内で健康診断を受け、生活習慣病関連の数値などで悪い項目があれば、自ら改善の目標や計画を立てる。後日、改めて診断を受け、目標の達成度に応じ、付与するポイント数を変える。最大で1万ポイントを与える。
一方、総合スーパーのイトーヨーカ堂が、月額平均928円のベースアップを行うことで妥結した。ベアは3年連続。4272円の定期昇給も行い、賃上げ額は全体で5200円となる。
組合のベア要求は5732円で、妥結額はそれを大きく下回った。定昇額は要求に対し満額回答。昨年は2031円のベア、4302円の定昇を行っており、15年はいずれの水準も下回った。