イオンは23日、平成27年2月期連結決算の業績予想を下方修正すると発表した。これまで480億円を見込んでいた最終利益を350億円(前期比23・2%減)へと減額した。減額幅は130億円、27.1%減となる。2期連続の減益となる。主力の総合スーパー事業での採算が悪化しているため。
売上高に相当する営業収益は従来予想7兆円を据え置いたが、2000億~2100億円を見込んでいた営業利益は、1400億円(同18・3%減)へと減額修正した。ほぼ3割の減額幅となる。
イオンでは、昨年4月の消費税率引き上げや円安による物価上昇などを背景に、生活必需品に対する消費者の節約志向が強まっていると分析。これによって、イオンリテールや前期から連結対象になったダイエーの総合スーパー事業で、衣料品、食品の販売が計画を下回っており、業績悪化につながったと説明している。
衣料品や雑貨などを扱う専門店や、食品スーパーやコンビニエンスストアなど、他の業態に、総合スーパー事業が競争力を発揮できていない現状が浮き彫りになっている。