スマホゲーム、差別化戦略加速 過去の人気ソフト移植、大手協業も活発化 (2/2ページ)

2015.3.24 06:15

 両社など、ゲーム機向けにソフトを提供してきた企業は事業領域が広く経営体力も大きい。テレビCMやM&A(企業の合併・買収)などを活用しやすく、過去の人気ゲームといった“財産”も強力な武器になる。

 グリーも開発力強化に取り組んでいる。少人数の開発者が短期間でゲームをつくるプロジェクト「ガレージ」の取り組みを強化し、短いものでは数週間で仕上げ、多くを無料で提供している。同社は「利用者の評価を検証するとともに、人材育成にも役立てたい」と説明する。

 協業する動きも目立ってきた。グリーは無料通話アプリ(応用ソフト)提供のLINE(ライン)と合弁でスマホゲーム開発会社を設立。スクウェア・エニックスは今月、同社の人気ゲーム「ファイナルファンタジーXI」のスマホ版を、オンラインゲーム大手のネクソンと共同で開発すると発表。人気ゲームやキャラクターを持つ企業とスマホを含めたオンラインゲームに強みがある企業との連携は、任天堂とディー・エヌ・エー(DeNA)に近い構図で、こうした協業は今後も増えそうだ。(高橋寛次)

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