昨年から量産を開始しているサムスンも不良品率が高く、採算面で厳しいとの指摘もある。東芝も開発過程で同様の課題を抱えていたが、生産技術で一定のめどが立ち、サンプル出荷を決めた。
東芝は、四日市工場(三重県四日市市)の第2棟の建て替え工事が今夏に一部完成する見通し。今年後半からその新第2棟で、3次元メモリーの量産を順次始める予定だ。
世界の記憶装置市場は、スマホの普及やインターネット上の膨大な情報「ビッグデータ」の活用拡大などにより、「2020年に現在の10倍に膨らむ」(東芝の田中久雄社長)見通し。データセンター向けの記憶装置需要も高まるとみられ、3次元メモリーへの期待が高まっている。