就任後初の合宿で、選手の先頭に立ちランニングするハリルホジッチ監督(中央)。同右は本田=23日、大分市内【拡大】
新顔の中にはロンドン五輪で世界を驚かしたスピードスター、永井謙佑の名があった。ハリルホジッチは選考の理由を、「今の日本に足りない背後へのスピードをもたらせる。背後へたくさんボールを要求することで得点の可能性が増える」と話した。具体的なチーム像はすでに頭の中にあるようだ。
Jリーグ初視察のFC東京-横浜M戦では、0-0で終わった試合後、感想を聞かれて「もう少し、やる気や力強さを見せてほしかった」と答えた。やる気も力強さももの足りない、ということだ。この新監督、甘くはないぞ。
数多くあったオファーの中で日本代表監督を選んだのは「自分が求めるものと同じメンタリティーを日本に感じたからだ。それは、厳しさ、規律、尊敬、真面目さといったものである」と就任会見で述べた。
そして代表選考会見では「競争が始まることを心得てほしい。私が求めるのは、国民の代表としてプレーすることに誇りを持ち、人間性と行動を伴う選手だ」と話した。この監督の眼鏡にかなうチームを応援してみたくなるではないか。(別府育郎)