ダイムラーが2020年までに参入する中型ピックアップトラックのイメージ(ダイムラー提供・共同)【拡大】
日産自動車は7日、ドイツのダイムラーと高級車ブランド「メルセデス・ベンツ」の中型ピックアップトラックを共同開発すると発表した。2020年末までにアルゼンチンとスペインにある日産・ルノー連合の工場で生産を始める。
日産・ルノー連合とダイムラーは10年4月に提携。ディーゼルエンジンの共同開発や工場での共同生産などを実施しており、提携分野を中型ピックアップトラックにも拡大する。
ベンツのピックアップトラックは、日産の1トンピックアップトラック「NP300」をベースに開発。欧州や豪州、南アフリカ、中南米での販売を見込んでいる。
日産は1トンピックアップトラックで世界シェア2位で、1933年からの累計販売台数は1400万台にのぼっている。
ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は「中型ピックアップという急速に成長する市場に参入することは重要なステップ。ルノー・日産との提携で参入への時間とコストを大幅に削減することができる」とする声明を出した。
日産・ルノー側にも工場投資コストを分担し、工場の稼働率を高めるメリットがある。