マクドナルドの3月売上高、3割減 14カ月連続前年割れ

2015.4.9 05:50

 日本マクドナルドホールディングスが8日発表した3月の既存店売上高は、前年同月比29.3%減となり、14カ月連続で前年の実績を下回った。全店売上高も29.5%減。

 既存店売上高のマイナス幅が20%を超えるのは4カ月連続で、昨夏の原料調達先の中国食品会社が期限切れ鶏肉を使用していた問題に加え、今年初めに発覚した商品への異物混入問題の影響が大きい。特に家族連れが戻らず、業績への大打撃が続いている。

 既存店売上高の落ち込み幅は2001年の上場以来、今年1月の38.6%に次いで2番目の大きさとなった。客単価は7.5%減だが、客数の減少幅が23.5%と大幅だった影響が出ている。同社は、発表資料の中で「昨年のマーケティング施策との差や前年同月に比べ土日祝日が2日少ないこと」を売上高約3割減の理由とし、鶏肉問題や異物混入問題の影響には言及していない。

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