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西武ホールディングス(HD)は8日、「赤プリ」の愛称で親しまれたグランドプリンスホテル赤坂(東京都千代田区、旧赤坂プリンスホテル)の跡地で2016年夏に開業するホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」の概要を発表した。客室を250室に絞り、ITを活用して客の好みを知ることでサービスを向上する。客層も訪日外国人や富裕層を狙い、国内の最高級ホテルを目指す。
赤プリ跡地で進めている複合施設「東京ガーデンテラス」は総事業費約980億円で、同社最大のプロジェクト。この中核となる新ホテルはオフィス・ホテル棟(36階建て)の30~36階に入居する。吹き抜けのロビーはバーを併設し、大きなガラス窓からは都心の景色が見渡せる。また、宿泊客は客室に置かれたタブレットで照明や空調を制御できるほか、さまざまな注文・要望も可能。価格は1泊6万円程度からを想定している。