米アップルの日本法人は10日午後4時すぎから腕時計型情報端末「アップルウオッチ」のネット予約受け付けを開始するが、それに先駆けて午前中から、販売店などで製品の一般公開や試着を始めた。ひと目実物を見たいという人の行列もできた。販売は今月24日から。
この日午前からアップルウォッチを公開したのは、アップル日本法人の直営販売店のほか、特別売り場が設けられた伊勢丹新宿店、ソフトバンクモバイルの銀座と表参道の販売店など。
アップルストア表参道では朝9時のオープン前にファンが並んだ。千葉県松戸市から来た会社員の芝田慶一さん(34)は「デザインがアップルらしく、文字盤の着せ替えを楽しみたい」と笑顔で語った。
ウオッチは、ボディーの素材別に3機種計38モデルあり、個性豊かなデザインが特徴。スマートフォン「iPhone」と連携すれば、通話やメールができるほか、心拍数や歩数なども測定できる。
アップルが提示している端末の販売価格は、税別でスポーツモデルが4万2800円から、標準モデルは6万6800円から。
今日の午後4時すぎからのネット予約はアップルの公式サイト「アップルオンラインストア」で受け付けるが、製品を公開した販売店では店頭予約のための整理券を配布したところもあった。