日本マクドナルドホールディングス(HD)は16日、今年2月の決算発表時点で未定とした2015年12月期連結決算見通しで、本業のもうけを示す営業損益が250億円の赤字になると発表した。前期よりも182億円悪化し01年の上場以来最大の赤字となる。赤字は2年連続。同時に本社(東京都新宿区)社員を対象にした約100人の早期退職募集や、不採算店舗131店を年内に閉鎖するなどの再建策も発表。これらの責任を明確にするため、サラ・カサノバ社長の役員報酬を半年間、20%減額する。
同社は昨年夏、調達先の中国・上海の工場で期限切れの鶏肉を使用していたことが発覚。今年に入り、異物混入が相次いで表面化した。このため、既存店売上高が1月に前年同月比約4割減、3月も約3割減になるなど、大きく割り込んだ。家族連れの利用が激減するなど、深刻な顧客離れが続いている。