大阪のオフィス街、淀屋橋に職員の働きやすさを追求した地上15階建てビルが登場した。日本生命保険の本店東館で、建て替え工事が完了。3~6月に事務やコールセンターなどの基幹部門が順次入居していく。石造りの重厚感あふれる伝統的な外観だが、中身は最新の技術や知恵を駆使したインテリジェンスビルだ。平成26年9月中間決算で売上高に相当する保険料等収入で戦後初めて第一生命保険に国内首位を奪われただけに、職員の仕事の効率を高めるオフィスを反転攻勢の拠点にする構えだ。(石川有紀)
最先端技術で快適
歴史的建造物が多い土地柄になじむ歴史的な外観のビルに入ると、混雑緩和システム付きの16台のエレベーターが出迎えてくれる。
職員通用口のセキュリティーゲートにIDカードをかざすと、モニターにある画面にA、B、C、D…と乗るべきエレベーターが表示される。ビルで働く職員3300人が思い思いにエレベーターに乗り込むと、各階で停止する可能性が高まり効率が悪い。このため所属から同じ階で働く職員を1台にまとめて乗せることで混雑を緩和するシステムだ。出勤が集中する午前8時半~同9時にシステムを稼働し、スムーズに職場に運ぶ。